このサイトは(財)津山文化振興財団が運営する津山国際総合音楽祭などの津山市で催される芸術を案内するサイトです
津山国際音楽祭

第8回2011年第7回2007年第6回2003年第5回1999年第4回1996年
第3回1993年第2回1990年第1回1987年

●第4回津山国際総合音楽祭の概要●

若杉 弘
音楽監督:若杉 弘
渡邉康雄
音楽副監督:渡邉康雄

第4回は、マーラーに対する造詣の深さはもとより、指揮者として国際的な活躍を続けている若杉弘氏を音楽監督に迎え、作陽音楽大学が転出する環境の中で、多年の蓄積を土台にして生みの苦しみを克服した新たな出発を期するものとなりました。「やがて自分の時代が来る」と予言した作曲家マーラーは、新しい時代を求めつつ、人生上のさまざまな挫折・衝突を経ながらも、常に強い意志の下に起死回生への憧憬を失わなかった人です。それは未来を見据えながらの、異なる世界への飛躍、悲願へのまなざしとも言えるものだったはずです。音楽都市としてさらに飛躍をめざす津山地域の新しさへの願望を秘めた「津山国際総合音楽祭」は、この年大いなる転機を迎え、この偉大な作曲家マーラーの新しい世紀にかける希望と憧憬のまなざしに象徴される未来へのテーマとします。
具体的な音楽祭の内容としては、マーラーの代表的な歌曲集である《子供の不思議な角笛》を取り上げると同時に、マーラーが手を加えたオーケストレーションによるベートーヴェンの《交響曲第9番》が演奏されました。聞き慣れた姿とはいくぶん違った「第九」の演奏を通して、ベートーヴェン指揮者としてのマーラーの姿をしることにより、この作曲家のもうひとつの顔に接する機会となりました。また第4回は、マーラーが最後に完成作品として残した「第九交響曲」も音楽祭の閉会を飾る演奏会で演奏されました。ふたつの「第九」という選曲の背景に運命の「九」を越えたマーラーの悲願への展望、すなわち第4回の音楽祭のテーマ《グスタフ・マーラー〜未来へのまなざし》を読み取っていただけたはずです。第4回は10日間の音楽祭期間中の出演者は、およそプロ500人、アマ1700人の合計2200人。12会場22プログラムの入場者総数は13433人で、座席数に対する合計入場率は90%に達し、音楽大学の転出した後の音楽祭の成功は、内外の熱い注目を集めました。

なぜ、マーラーか?

当音楽祭は、一貫して《未来に架ける人の輪・音の輪》をメインテーマとして、テーマ作曲家にはグスタフ・マーラーを取り上げています。メインテーマは音楽祭を通じて人づくりを目指すという意味で設けられ、人と人、人と地域、地域(国)と地域(国)の未来へ向けての期待を象徴するものです。テーマ作曲家グスタフ・マーラー(1860〜1911)は、19世紀から20世紀にかけて、東洋と西洋、芸術音楽と民族音楽、高尚な音楽と通俗的な音楽、声と楽器、声楽曲と器楽曲、19世紀音楽と20世紀音楽、生と死など、対立する要素を統合、総合して新しい音楽的宇宙を創造した音楽家です。「津山国際総合音楽祭」のテーマ作曲家として、その中心に彼を据えることは、20世紀から21世紀に向けて様々な要素を包含しながら音楽都市として飛躍を目指す津山地域の願望を秘めたものと言えます。

●第4回津山国際総合音楽祭プログラム●
1996.11・22〜12・1


フェスティバルコンサート

オープニングコンサート&レセプション[[津山鶴山ホテル]

津山民謡他 八尋和美(指揮)/ヴォーカルアンサンブル津山(合唱)

オペラ「フィガロの結婚」 [津山文化センター]

指揮:フォルカー・レニッケ
管弦楽:京都市交響楽団
制作:作陽音楽大学音楽研究所

北村英治と宮之上貴昭&スモーキン(ジャズコンサート-1) [津山国際ホテル]

ベートーヴェン:交響曲「第九」マーラー校訂版 [津山総合体育館]

若杉弘(指揮)/緑川まり/西明美/川上洋司 /青戸知/津山第九合唱団/京都市交響楽団

JAZICO(ジャズコンサート-2) [衆楽園迎賓館 ]

京都市交響楽団による地域コンサート音楽のプレゼント

津山市/真庭郡久世町/苫田加茂町/勝田郡勝北町 英田郡美作町/久米郡久米町の6会場

能・狂言の会 [津山文化センター]

半能「高砂」/狂言「清水」/能「船弁慶」 野村万作/栗谷菊生他

トラや帽子店コンサート [津山文化センター]

レクチャー・コンサート「マーラーと20世紀音楽」 [津山鶴山ホテル]

マーラー:ピアノ四重奏曲イ短調他
長木誠司(レクチャー)/蛭多令子(ピアノ)/竹内民男他(ヴァイオリン)

THE ALFEE(アルフィー) [津山総合体育館]

中国民族音楽演奏会「浙江歌舞団」 [津山文化センター]

新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会1 [津山文化センター]

マーラー:交響曲「巨人」
ダブルリードコンクール優勝者披露演奏会
モーツアルト:オーボエ協奏曲ヘ長調
渡邉康雄(指揮)/池田昭子(オーボエ)/新日本フィルハーモニー交響楽団

新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会2 [津山文化センター]

マーラー:交響曲「第九」
音楽祭委嘱作品「母音頌〜津山慕音歌〜」 諸井誠作曲 入沢康夫作詞
若杉弘(指揮)/豊田喜代美(独唱)/久岡昇(独唱)/渡邉康雄(ピアノ)
/ヴォーカルアンサンブル津山/フェスティバル市民合唱団 /フェスティバル児童合唱団


市民コンサート

日本音楽のしらべ(市民コンサート-1) [津山文化センター]

出演:市民団体17団体

ロックフェステバル(市民コンサート-2) [吉田ホール]

出演:市民団体5グループ

ハーモニースクエア(市民コンサート-3) [津山文化センター]

出演:市民団体13団体

ブラスフェスティバル(市民コンサート-4) [津山総合体育館]

出演:中・高校吹奏楽部一般グループなど15団体
< 上へ
< もどる ≪ トップページ
(財)津山文化振興財団 岡山県津山市山下68 TEL:0868-24-0201
Copyright (c) 2009.Tsuyama Foundation for the Arts